孤独の発明

主に米作りとか酒造りについて

百姓日和

 昨日畑に仕掛けた罠を確認しに行ったが、キャベツを食い荒らす犯人はまだ捕まえられていない。なんだろうなー。

 三月の割には天気が良くて、野良仕事には好適な日々が続くが、作業したいと思った日に限って、酒蔵の仕事が入ってくる。兼業農家の辛いところである。

 晴れ間が続くから、今年は春先の仕事の難易度が低いから助かっている面もあるが、一方で天気が良すぎて野菜の価格が下落気味になるかも、という予測が発表されているのが気がかりである。

 僕の作付け体系は、極力市場の価格の上下動に悩まされにくいように組んであるけど、まったく無縁というようにはならない。

 農業は競馬やパチンコ、宝くじなどと違って、長く続ければ勝つ可能性の方が高いギャンブルではあるのだけど、生来博打を好まない僕のような人間にとっては、「リスクがある」というだけでなんだか気分が落ち着かず、不安になってしまうものだ。