孤独の発明

主に米作りとか酒造りについて

年末年始の小旅行

 実家への帰省も兼ねて嫁さんと三泊四日の小旅行を行った。

 今、ようやく雪の邑南町への帰還を果たしたところ。

 

 12/30の朝、前の日から降り積もっていた雪に足を取られながら出立。

 邑南町から、雪道規制中の中国道を通って、姫路市へ。うっすら降り積もった雪の影響で、結構派手に事故った車を眺めながら、神経をすり減らすドライブ。

 姫路の方まで来ると、さすがに積雪は無い。目的地の一つである書寫山円教寺に登る。この寺のことはあまり詳しく知らなかったけど、思っていた以上に荘厳で立派な寺だった。

 書寫山を降りた後、姫路城へと向かおうと考えていたが、姫路城は12/29・30が休みだという事を知り、しょうがないからホテルへ投宿。

 姫路の繁華街で買い物しつつ、ハシゴ酒を五軒ほど。楽しかった。

 

 翌日、朝食前に姫路の市街を散策し、飯を食った後、姫路城へ。

 写真やテレビで見て想像していたよりも規模が大きくてビビる。同じく国宝になった松江城も、なかなか大した城だと思っていたけれど、規模が二回りくらい大きくて立派。改修が終わって間もないという事もあろうが、漆喰の白にくすみがなく、折よい好天の青に映えて見事。

 立て直した城や、現存天守といっても、天守閣だけがそびえていて、それ以外の部分は侘しい、というものが多いけど、姫路城は天守閣以外の部分もしっかり残っているので興味深かった。堀も、内堀だけでなく、外堀も一部残っていたし、昔の武家屋敷跡地が公園になって開発を避けられているので、往時の城の姿が想像しやすい。詳しいことはわからないけど、すごいなーと思った。

 観光客が多すぎて、城の中を見て回るのにずいぶん急かされてしまったのは残念だったが。

 

 姫路城を出た後、車を出そうと思うと、タイヤがパンクしていることに気づく。姫路城の駐車場に留めるまでは異変がなかったので、釘でも踏んだか? と思って近くのガソリンスタンドでチェックしてもらうが、異常は無し。空気を入れなおしたら何ともなかったので、いたずらでもされたのか? 旅先で車のトラブルは怖い。特に、走行距離が長い旅では。

 姫路を出てから、山田錦の大産地である東条~吉川の辺りを下道で走って、その後、やまみの明太子パークやらなんやらに寄り道しつつ、実家へ。一年ぶりくらいの帰省。

 

 年が開けてからは、海岸線をドライブしてナゾのパラダイスやら世界大観音やら淡路城など、どうしようもない淡路島の謎スポットを眺めつつ、親戚へのあいさつを済ませ、夜には地元の友人たちと飲む。なんかいろいろと楽しかったので、二時過ぎまで延々と飲む。

  で、飲みが解散になっても、時間が時間だから、誰も迎えに来てくれないので、実家まで千鳥足で歩いて帰り、午前三時頃帰還。死んだようにベッドへ倒れこみ、翌朝七時ゾンビのように起き上がる。

 朝は四国経由で、鳴門海峡から高松道に入り、朝食に大量のうどんを摂取しつつ、松山までドライブ。

 道後温泉で温泉に入り、しまなみ海道から本州に戻って、嫁さんの実家に挨拶を済ませてから、ようやく島根の家へ。

 

 車の走行距離は900キロオーバー。一日の平均歩数は15000歩を超える、割と大変なスケジュールだった。死ぬかと思った。でも楽しかった。