孤独の発明

主に米作りとか酒造りについて

播種準備

 縁の舞の催芽が終了。

 例年(改良雄町)の浸種~催芽は、十度以下の低温で二週間以上水につけておいて(積算温度120度くらいが目安)、発芽寸前になったら、ふろの残り湯に一晩漬けて、一気に鳩胸状態に持っていき、洗濯機の脱水機能で水を払って、播種日まで冷蔵庫で保存、という手順で行っていた。

 しかし今回の縁の舞は、なんやかんやで浸種が遅れた上に、ビニールハウスの中に置いた桶で浸種していたから、水温が20度近くまで上昇したりしたこともあり、積算温度の目標である100度に7日間で到達してしまった。

 まだ長くのびているわけではないが、播種に好適なくらいまでは芽が出てきているので、浸種を終了して一旦脱水しておくことにする。

 例年に比べると、芽の出方にややばらつきがあるのは、たぶん浸種の温度が高かったためだと思われる。この状態で温度をかけて催芽すると、伸びてしまいそうだから、このまま播種したほうが良いだろう。

 ただばらつきがあると言っても、改良雄町に比べると芽の出方は素直な感じがするから、発芽率はそれなりに高そう。

 今年は露地プールとトンネルを組み合わせた育苗方法になる予定だが、育苗に関してはほとんどが初挑戦のやり方なのでどうなることやら。