広島菜の白斑病による被害が深刻。
昨年もかなりひどくやられたため、今年は特に病気がでやすいとされる雨前後に注意して、防除回数も増やしたが、ほとんど効果は見られなかった。
連作で土壌の細菌濃度が増えたか、あるいはこの作型自体に無理があるのか、などとずいぶん悩んだが、色々調べてみて問題の原因がわかった(たぶん)。
白斑病はカリウム不足になると出やすくなる病気だそうで、そういえば去年から肥料設計を変えた時から、病気が目立ってきた気もする。
窒素不足は見ればわかるが、リン酸、カリウムの不足はなかなか作物の生育具合からは分かりにくいので、気付くのが遅れた。
また、新しい肥料設計は、コストとか労力とかモロモロひっくるめて練りに練った、けっこう独創的なもののつもりだったから、「これはうまくいくだろう、いくはずだ」みたいな期待感が目を曇らせた。
二作ダメにしてようやく気付いた。ずいぶんアホなことをやってしまったもんだ。